Audition Guide

オーディションガイド

オーディションや撮影現場で知った広告にまつわる情報は一切ほかに漏らしてはいけないのがモデルとしてのルール。「情報は漏らしません」と覚書にサインするケースもあります。新商品やキャストなど内密に動いていた企画が外部に漏れることで、CMの放送や広告出しが中止になる可能性もあり、クライアントは多大な損害を被ってしまいます。最近、特に問題になっているのはネットの掲示板や、ブログ、Twitter、SNSでの情報漏洩です。ちょっとした軽はずみな行動が大きな損害を招いてしまう危険性もあるので、充分に気をつけましょう。

基本的にオーディションを受けた後は、結果がわかるまでスタイルを大幅に変化させないようにしましょう。ルックスやイメージが変わってしまったら、最悪の場合、キャスト変更ということにもなりかねません。また、撮影当日に急に監督などから髪やヒゲのカットを要求されても自己判断でOKしないこと。別の仕事に支障をきたす危険性もあります。現場に事務所マネージャーがいなかったら、まずはキャスティング会社のスタッフに相談して下さい。モデルにとって、髪やヒゲは自分だけのモノではなく、仕事に直結するものだという自覚を持ちましょう。

出演が決まったら撮影でわかりやすい場所、特に顔のケガやできものに気をつけましょう。日々の自己管理はもちろん、どうしてもできてしまったら早めに「どこに」「どんな」「どのくらいの大きさの」ケガやできものなのかを事務所マネージャーに伝えて下さい。撮影前に治療できる病院を紹介してもらったり、当日メイクさ・に目立たないようにしてもらう準備ができます。自己判断で「これくらいならいいか」はNGです!
広告制作には多くの会社やスタッフが関わっていますが、基本的に連絡事項は事務所を通して行ないましょう。 特に多いのが、広告の完パケ(完成した作品のDVDなど)を 直接クライアントや代理店に欲しいと連絡してしまうトラブル。また、出演料の振込が遅れてクライアントに連絡してしまったというトラブルもありました。いずれの場合も、クライアントを困らせてしまうだけ。モデル本人はもちろん、ご家族にもこのようなことがないように説明しておきましょう。
お子さんの場合、年齢によっては歯が抜ける可能性もあります。これは避けられないことなので、抜けた後のことを考えて、 事前に仮歯をつけられるような段取りや準備をしておくことが必要です。抜ける予兆があったら、必ず事務所マネージャーに相談して下さい。
病気や事故であなたが撮影に来られなくなったら、キャストを急きょ変更しなければならないなどスケジュールが大きく変わってしまいます。とは言え、不慮のケースもあります。病気の場合は予兆があった段階で、事故の場合もなるべく早く事務所に連絡しましょう。

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