辻井さんが初めてピアノを弾かれたのは、何歳の時ですか? 2歳ぐらいですね。最初は小さなおもちゃのピアノで弾いていました。
覚えてはないけど、いろいろ好きで遊んでいたみたいです。
ピアニストになりたいなと思われたのは、いつぐらいの時ですか? 4歳ぐらいの時です。幼稚園の頃、家族でサイパンに旅行に行った時、ショッピングセンターに買い物に行きました。
そこで自動演奏のピアノがあるところに、一人で行っちゃったみたいで。その頃はピアノがないと落ち着かなかった時期でしたので。 体を動かすのが好きだときいたのですがどのようなことをされているのですか? そうですね。水泳が好きでやっていて、1日中泳いでいたりするぐらい好きです。 はじめて作曲されたのは、いくつの時だったのですか? 作曲は4歳ぐらいでしょうか。昔、母がお琴をやっていて、 琴の音を聴いてピアノで再現して琴風の曲を作ったり。あと小さい頃は、よくお客さんが来ると、 お客様のイメージをピアノで即興演奏をしていました。 「ロックフェラーの天使の羽根」や、「川のささやき」などオリジナルの曲も作られていますが、 ちなみにロックフェラーの天使の羽根は
小学校6年生くらいの時です。 |
曲はどのようにして覚えられるんですか? 楽譜に点字はあるんですけど、小学校の頃に習っていて、 それで弾いた曲もあるけれど、非常に時間がかかるから耳で聞いて覚えますね。そのほうが全然早いんで。 でも例えば5分とかって長いじゃないですか。 10分のものもありますし、20〜30分の曲もあるし。弾く曲によって分数は違うけど、でも、どんなに長い曲でもすぐに覚えられますね。 それって体が覚えてるんですかね?それとも頭の中に世界観ができているとか? あまり意識してないけど、すぐに覚えて弾けるようになってる感じです。 |
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辻井さんにとって音楽はどういうものですか? そうですね。僕にはなくてはならないもので。
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07年10月にCDデビューされたわけですけれども、何曲くらい作曲をしたいとか予定とかはあるのですか? 作曲は旅行に行くとイメージが思い浮かぶので、考えて作るんじゃなく自然に作れているから、 これからも自然にどこかに行った時にイメージを膨らませて作っていきたいなと思います。 辻井さんが今後、挑戦したいこと。目指してるものがあればお聞きしたいです。 自分が世界で活躍できるような器の大きいピアニストになりたいです。 具体的にいうと 世界中を回って演奏していきたいと思います。
クラシックのピアニストとして。 特に一番行きたい国ってありますか? ベネチアとか行ってみたいですね。あとスペインとかにも行ってみたいし。 やっぱり歩いていたり雰囲気だったり、話し声だったり、自然の音を聞いて曲のイメージができるんですか。 それでイメージがわきますので。自然を題材にした曲が好きで聴きますね。 フランスの水を題材にした曲を聴いていて、すごくそういう部分に影響されていると思います。 |