file04 松岡茉優

多方面から高い評価を受ける”演技力”とバラエティへの進出

松岡茉優
松岡茉優(まつおか まゆ)

1995年2月16日。東京都出身。
2015年は1月放送のNHK土曜ドラマ『限界集落株式会社』、CX『問題のあるレストラン』、 2月公開の映画『リトル・フォレスト冬・春』、映画『サムライフ』の出演が決定している。 その他、バラエティでもMCとして活躍中。

松岡茉優 広告
セブン&アイHLDGS
現状分析

松岡茉優さんは2012年映画「桐島部活やめるってよ」に出演しその高い演技力が業界で評判になり、2013年NHK「あまちゃん」で主人公、天野アキが所属するGMTのリーダー入間しおり役を機にバラエティ番組へのゲスト出演も増加し世間に認知を拡げています。
ビデオリサーチ テレビタレントイメージ調査では最新の2014年8月分で初登場です。

松岡茉優 人気・認知

人気度では男女を中心に10代から支持されています。
Googleトレンドを見てみると「松岡茉優」と検索された回数が2014年8月で最高点に到達しており、2014年7月クールで放送された「GTO」で同級生の子供を妊娠してしまった女子高生役の好演をきっかけに松岡茉優さんを検索された方が多かったと考えられます。
さらに人気度を見ていくと10代の方に続いて男性35歳~49歳の層に人気があり、これは2008年から2010年の2年間、テレビ東京系列「おはスタ」に出演しいたことから当時小学生だった10代と親世代に人気が拡がっていると推測されます。
各イメージを見ていくと10代の方から「親しみやすい」、「明るい」のイメージが浸透しています。

人気度、イメージの浸透共に若い世代への数値が高くなっていますが、認知度を見ていくと 若い世代ではなく労働者層、特に男性に認知が拡がっています。これは、現在2本の番組MCを務めており、フジテレビ系列で放送されている「オサレもん」は女性、男性35~49歳の層に観られている番組になり、その結果がデータにも表れています。

演技、バラエティの両面で活躍する松岡さん。
インタビュー内でも演技の仕事に軸足を置きながらもホームはバラエティと仰り、目標は「女版、八嶋智人さんになること」と公言しています。
難しい役こそ松岡さんは活き活きと役を演じきります。 映画、ドラマ関係者は困った時の松岡状態になっているといっても言い過ぎではないと思います。
「桐島、部活やめるってよ」、「GTO」の出演にみられるように、一つの役柄をしっかりと演じきり、視聴者を魅了していき人気を次のステージに上げていくところが彼女の持ち味です。
主演映画も増え始め、更に人気度や認知度が上昇することは間違いありません。
広告でタレントを選定する際に一番重要なのは「旬」のタイミングです。
映画、ドラマで経験を積み高い評価を得ている松岡さんは現在、1本の作品をきっかけに一気に「旬」に駆け上がっていける女優さんになっています。
松岡さんが代表作を掴むタイミングは、1本の映画やドラマ、いや、広告かも知れません。
広告業界が注目する「旬」のタイミング待つのではなく「旬」に駆け上がるこのタイミングだからこそ、松岡茉優さんを広告に起用するべきだと言えます。

松岡茉優 出演表
今後の展開

2015年も既に3本の公開映画と2本のドラマが控えており「桐島、部活やめるってよ」以降、着々と出演本数を増やしています。
演技の仕事以外でもバラエティへの出演によって女優業1本だと浸透しにくいイメージの浸透、出演する番組の視聴層から特に男性、女性35~49歳の層に「明るい」「親しみやすい」イメージの浸透が予想されます。
今後は、飲料や食品などファミリー層をターゲットにした商品に積極的に提案するべきだと考えます。