file11 黒木 華

世界が認めた演技力と唯一無二の空気感。年配層からの支持も大きな武器に。

黒木 華
くろき はる

1990年大阪府生まれ。
2010年、NODA・MAP番外公演「表に出ろいっ!」にてデビュー。近年の出演作に映画「母と暮せば」(公開中)、主演作「リップヴァンウィンクルの花嫁」(3月26日公開)。また2016年1月からは大河ドラマ「真田丸」、主演舞台「書く女」に出演。


<黒木華 広告出演企業>
・SUNTORY「オールフリー」
・ダノンジャパン「ダノンオイコス」
・トヨタ自動車
・損保ジャパン日本興亜

※2016年1月14日現在

現状分析

黒木華さんは高校時代から演劇部に所属し本格的に演技を始めました。
大学進学後も演技の勉強を続け、野田秀樹さん主催のワークショップに参加し、オーディションに合格したNODA・MAP番外公演「表に出ろいっ!」でデビューしました。
黒木さんは、この経験が女優としてやっていくと決意したきっかけになったと語っています。
その後は連続テレビ小説「純と愛」「花子とアン」、映画「舟を編む」や舞台等さまざまな作品で女優としてのキャリアを積んできました。
2014年に公開された山田洋次監督「小さいおうち」では日本人史上4人目のベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞しました。
このニュースをきっかけに黒木華さんを知った方も多いのではないでしょうか。
Googleトレンドでも受賞のニュースが報じられた2014年2月以降、「黒木華」と検索された回数が急上昇しています。

ビデオリサーチタレントイメージ調査では2014年2月分にて初登場です。
最新の調査でも人気、認知は右肩上がりで上がっています。

黒木 華 知名度・人気調査

その中でも2015年2月分から8月分の調査で人気度が約2倍の数値になっています。
これは2015年4月クールで放送されたTBS「天皇の料理番」がきっかけになっていると考えられます。

黒木 華 知名度・人気調査

さらにデータを観ていくと黒木さんの人気は女性層、その中でも50代以上の女性に人気が拡がっていることが見えます。
「天皇の料理番」「小さいおうち」や2015年12月公開「母と暮せば」など昭和の女性を演じる機会が多い彼女ならではの傾向です。
黒木さんに「和」「昭和」というイメージを持たれている方も非常に多いのでは無いでしょうか。
このことに関してインタビューで「色々な方から昭和のイメージに合っていると言われるので、そうなんだと思います。でも平成生まれなので、実は昭和がどんな時代なのか、実感がなくてよくわからないんです(笑)。ただ、「昭和だね」と言ってくださる方が多い分、昭和という時代が本当に愛されていたんだなと感じます。違和感なく見ていただけるのなら嬉しいです」と語っています。
平成生まれの女優が活躍する中、昭和という時代は黒木さんの活躍を支える大きな武器になっていくでしょう。

今後の展開

黒木さんは現在、「SUNTORY」をはじめ4社の広告に出演をしています。
2016年ではNHK「真田丸」や2本の映画公開が決定しており、メディア露出も増えていくことが予想されます。
今後、彼女の広告起用の検討の幅も大きく広がるはずです。
是非、今後の活躍に注目し黒木さんの広告起用を検討してみてはいかがでしょうか。