file11 川口 春奈

正統派女優として演技の幅を広げ、新境地にも意欲

川口 春奈
かわぐち はるな

1995年2月10日、長崎生まれ。
2007年から雑誌 『nicola』専属モデルに。 2009年に『東京DOGS』でドラマデビュー。ドラマ『桜蘭高校ホスト部』、映画『好きっていいなよ。』で主演。 2016年公開の映画『クリービー』『にがくてあまい』にも出演。


<現在契約中のCM広告>
・P&G「パンテーン」
・ヤクルト本社「ヤクルトの乳性飲料ミルージュ」
・味の素 「クノール」
・三井住友海上火災保険
「はじめての自動車保険」、「1DAY保険」

※2015年11月13日現在

現状分析

川口春奈さんは2007年にティーン雑誌「ニコラ」のオーディションに7,780人の中からグランプリの5人に選ばれニコラ専属モデルとしてデビューしました。
ニコラでは表紙起用回数15回、うち3回が単独での起用で表紙回数は歴代3位の記録です。 モデルとして活躍する傍ら、バラエティ番組にもレギュラー出演し女優としても2009年には三井のリハウス第13代リハウスガール、大塚製薬「ポカリスエット」の広告に出演するなど芸能界の王道とも言える道を歩んできました。
2011年に女優業に専念することを発表しニコラを卒業し、現在はドラマや映画をはじめ、2014年には初舞台を経験するなど女優として活躍中です。

Googleトレンドを観ていくと川口さんは急激にブレイクしたわけではなく着々と認知・人気を拡げてきた女優ということ、そのきっかけになったのが広告だということが分かります。
2009年3月・2010年8月、この2つの時期に「川口春奈」と検索された回数が急上昇しています。この時期は彼女が出演した「三井のリハウス第13代リハウスガール」に選ばれたことが発表された時期と、「au」に出演した時期にそれぞれ一致します。
その後、川口さんは2010年日経トレンディ「今年の顔」に選ばれ、翌年には連続ドラマ初主演を飾っています。
データを観ていくと2012年2月分から最新のデータまで着実に数値を上げています。

川口 春奈 知名度・人気調査

さらにデータを観ていくと川口さんは10代、20代の男女から支持が拡がっています。
10代はニコラのイメージが強く「おしゃれな」20代は女優としてのイメージが強く「さわやかな」イメージが浸透しています

川口 春奈 知名度・人気調査

川口さんはインタビューの中で今後の活動に関して「私はタレントではなく女優をやらせていただいているので、影のある役もやってみたいんです。そうした普段の自分のイメージを覆す役に挑戦することを通じて、イメージを変えたり、可能性を広げていきたいと思っています」と語っています。
女優として正統派女優の王道を歩み、いまは若さや可愛さが目立つ、どちらかというとハッピーな役を演じることが多い川口さんですが、2016年公開映画ではガサツな超肉食女子のOLを演じるなど既に彼女のイメージを覆す役柄に挑戦をしています、20歳を迎えた川口さんがこれからどのような役柄を演じるのか大注目です。

今後の展開

現在、川口さんはP&G「パンテーン」をはじめ4社の広告に出演しています。
CMの中では等身大の女性を演じることが多い川口さんですが、今後ドラマや映画でも年上の役柄を演じる機会が増え、人気が広がることが予想されます。
今後は20代、30代のOL層向けの商品への広告に川口さんを起用してみてはいかがでしょうか。