file01 ホラン千秋

各世代からの幅広い認知と「伝える」姿勢で人気拡大

ホラン千秋
ホラン千秋(ほらん ちあき)

1988年東京都生まれ。
13歳から芸能活動をスタートし、女優、キャスター、タレント、モデル、ラジオDJなど様々なジャンルで活躍中。これまでに 出演したCM:サントリー「金麦クリアラベル」、佐藤製薬「ユンケル 黄帝L」、玉川衛 材「フィッティ」

現状分析

ホラン千秋さんは13歳で事務所に所属し、女優として活動を始めました。 2005年にはスーパー戦隊シリーズ「魔法戦隊マジレンジャー」に出演し、2009年までドラマを中心に女優として活動をしていました。 2011年以降はTBS「ビジネス・クリック」を皮切りに報道・情報番組への出演し、「News Zero」のキャスターに大抜擢されました。「News Zero」をきっかけにホランさんを知った方も多いのではないかと思います。 「News Zero」の出演をきっかけに出演番組数も増加しています。 現在はドラマ、報道・情報番組、そしてバラエティ番組など様々なジャンルに活躍の場を拡げています。

Googleトレンドを見ると「ホラン千秋」と検索された方が急上昇したのは2012年2月、ちょうどホランさんが日本テレビ「NEWS ZERO」にキャスターとして出演することが発表された時期であり、「NEWS ZERO」の出演報道をきっかけにホランさんを検索された方が増加したと考えられます。 データを観ていくとビデオリサーチタレントイメージ調査では2013年8月分で初登場です。最新の2014年8月分までの経過を観ていくと着実に認知、人気を拡げています。

ホラン千秋 知名度・人気調査

データの中でも特筆すべきは年代によって認知度のバラつきが少ないことが挙げられます。 現在、ブレイク中のタレントも若い世代を中心に認知されている方が多く、年代によって認知度にバラつきが見えます。 特に男性の中高年はテレビの視聴時間が限定され、この世代から認知を得ることは非常に難しいと言えます。

ホラン千秋 知名度・人気調査

ホランさんが中高年から認知を集めている理由としては報道番組への出演が一番大きな要因になっています。 また、広告出演していた「ユンケル 黄帝L」への出演が中高年、特に働いている層への認知拡大に繋がっていると考えられます。

ホランさんはインタビューの中でご自身の転機のきっかけとして1年間の海外留学を挙げています。
女優として演技を学ぶために海外留学を決意したホランさん。しかし、帰国後ホランさんは女優業ではない報道番組へチャレンジをしています。 実はキャスターに目を向けるきっかけも海外留学にあったと言います。 アメリカの友人が、新しいことに躊躇なくチャレンジしている姿に感化され「女優業だけではなく、いろいろチャレンジするべきではないか」この心境の変化がホランさんの挑戦心を掻き立て、報道番組への出演のきっかけになっています。 ホランさんはキャスターという仕事に対して「何かを伝えるという意味では女優もキャスターも同じ。芝居で勉強してきたことが今の仕事に繋がっている」と仰っています。 ホランさんは「実力のある」というイメージが各世代に共通して浸透しており、報道番組での「伝える」という姿勢がホランさんの「実力ある」イメージの要因になっています。

今後の展開

ホランさんは現在、玉川衛材「フィッティ」の広告、また新たに2月からはサントリー「金麦クリアラベル」への広告出演が決まっています。
今後は50代の男性を中心にサラリーマン層にも認知されていることからB to B企業や報道番組出演の安心感、信頼感を考え製薬会社、または商品広告だけではなく企業のメッセージを伝える企業広告へ積極的に提案すべきだと考えます。