file10 シャーロット・ケイト・フォックス

現在、日本で一番有名な外国人女優は”演技が好き”と”努力”がキーワード

シャーロット・ケイト・フォックス
シャーロット・ケイト・フォックス

女優・歌手。1985年8月14日生まれ。
米国・ニューメキシコ 州出身。米国内では、舞台を中心に活動し、その演技力に高評価を得ていた。2014年、秋から2015年春まで放映された連続テレビ小説『マッサン』のヒロイン“エリー役”に大抜擢される。そして、4月にはデビューシングルを出し、歌手としても活動を始め、8月19日には初のアルバムを出す予定。今秋には、ニューヨークのブロードウェーでミュージカル『シカゴ』に主演することになり、12月に来日公演も予定している。

現状分析

シャーロットさんはアメリカで演技を学び、女優として舞台や独立系の映画を中心にキャリアを積んできました。
2014年のNHKの連続テレビ小説「マッサン」において外国人としては初のヒロインに選ばれ日本での活動を開始しました。

なぜ「マッサン」のオーディションを受けようと思ったのか。
(シャーロットさんが今回のオーディションを知ったのはアメリカのオーディション情報誌「バックステージ」の募集広告でした) その理由をインタビューの中で「ストーリーやエリーというキャラクターがとても面白いと感じたからです。彼女の人生を演じることはチャレンジでしたし、お話をいただいた時、心から挑戦しない手はないと思いました。」と語っています。
オーディションへの参加を決意した彼女ですが当時は日本語も話せず受かるとは思っていなかったようです。
そんな、彼女が500人の中からヒロインをどうして勝ち取ることが出来たのか。
今回、アメリカでのヒロイン候補探しを任されていたキャスティング・ディレクターの奈良橋陽子さんは彼女のことを「演技が大好きで努力する人」と評しています。
実際に日本語のセリフを理解出来なければ演技は出来ないと日本語を習得するために、食事の時も休憩時間にも日本語の勉強をしており、そんな彼女だからこそ多くの人に感動を与えられたのではないでしょうか。
NHKネットクラブが会員向けに行ったアンケートでも「マッサン」を観る理由として1位の「ストーリーやテーマが興味深い」の65%に続いて「エリー役のシャーロットさんが魅力的」と60%の方が挙げています。

その人気を裏付けるように「マッサン」終了後、彼女のもとには多くの広告出演依頼が舞い込み現在は4社の広告契約があります。
朝ドラからスターへ駆け上がるそんなシンデレラ・ストーリーは数多くありますが、シャーロットさんはその中でも一線を画する存在で、日本で現在、一番有名な外国人女優になったと言っても過言ではありません。
そして、それこそが彼女の最大の強みだと言えます。

シャーロット

今後の展開

9月にはテレビ朝日「名探偵キャサリン」に主演が決定しており10月から公演予定「CHICAGO」のロキシー役に抜擢され12月には日本での公演も決定、日本公演に合わせてテレビでの露出も増えていくことが予想されます。
その後は日米を股にかけて活動することを明言しており、アメリカでの活躍ももちろんですが日本における外国人女優の枠を独り占めに出来る彼女の今後の活躍から目を話すことが出来ません。
CHICAGOではエリーとは全く違う顔を見せ今後、シャーロットさんがどのような顔を見せ、彼女の広告起用の検討の幅も大きく広がるはずです。
是非、今後の活躍に注目しシャーロットさんの広告起用を検討してみてはいかがでしょうか。

backstage.com
backstage(「バックステージ」)とは、米国最大の芸能の仕事に関するWebマッチングサービス。
米国では、テレビC M をはじめ、多くの芸能業務がオーディションで決まるが、backstageは、毎日4,000~5,000以上の米国全土における芸能関連の仕事を紹介し、多くの役者やモデルが登録している。
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